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制作著作 高田 直芳 公認会計士 税理士
会計物理学&会計雑学講座 Accounting Physics & Accounting Trivia Copyright(C) TAKADA Naoyoshi & CPA FACTORY Co.,Ltd. All rights reserved.
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新日本法規財団 奨励賞 受賞論文 『会計学と原価計算の革新を目指して』 (PDF 32枚) 執筆者(受賞者)公認会計士 高田 直芳 |
日本公認会計士協会 研究大会 発表論文 『管理会計と原価計算の革新を目指して』 (PDF 12枚) 執筆者(発表者)公認会計士 高田 直芳 |
パワーポイント資料は、こちら。 |
個人の選択:経済学の核 『クルーグマンミクロ経済学』 今回は、従前ブログ『クルーグマンミクロ経済学 第2版』の続き。 この書籍は、とにかく分厚い。 読破しようというのは無謀に近い。 必要な箇所を拾い読みしています。 以下では、人名を書籍名として扱います。 『クルーグマン』の「第1章 最初の原理 第1節 個人の選択:経済学の核」は、経済学としてはオーソドックスな説明。 次の4つの原理が紹介されています。 【資料1】 上記【資料1】2. 機会費用は、次の関連ブログで説明しました。 【資料2:関連ブログ】 上記【資料1】3. 限界分析は、次の関連ブログで説明しました。 【資料3:関連ブログ】 上記【資料3】のポイントは次の通り。 【資料4】 上記【資料1】4. のインセンティブを無視すると、不適切会計へ突き進む可能性があることを、次の関連ブログで説明しました。 【資料5】 インセンティブを明確な喩えで表現したものとして、次のものがあります。 【資料6】マンキューミクロ経済学 5頁(グレゴリー・マンキュー) タダで協力してくれるのは、あなたの親だけ。 兄弟姉妹でさえも、インセンティブがなければ協力してくれません。 だから、遺産「争」続が起きるのです。 入門書としては、上記【資料6】で紹介した『マンキュー』のほうが読みやすい。 上記『マンキュー』の日本語版は、現在、第3版。 この日本語版の原著(英語版)は、第6版。 原著(英語版)のほうは、2017年に、第7版が出版されているようです。 となると、『マンキュー』は、来年か再来年には第4版(日本語版)が出版されるのでしょう。 買うなら早めに。 それとも『マンキュー』第3版を買わずに、『クルーグマン』のほうを熟読するか。 こうしたトレードオフ関係が生ずるのは、財布の中にあるカネに、希少性があるからです。 それが【資料1】の 1. 。 『クルーグマン』18ページでは、スーパーマーケットに長い行列ができる仕組みが述べられています。 ところで、銀行のATMでは、来店客は1列に並ぶ仕組みになっています。 それに対し、スーパーマーケットのレジでは、買い物客は1列に並ばず、買い物客自身がレジを選ぶ仕組みになっています。 隣のレジが早く進むのを見ていると、腹立たしくなる。 それにもかかわらず、スーパーマーケットは、買い物客が1列に並ぶ仕組みになっていない。 銀行とスーパーマーケットで、なぜ、並びかたが異なるのか。 『クルーグマン』では、その理由までは述べられていません。 疑問を解消したいのであれば、自力で調べること、現場へ赴き汗をかくこと、自ら実証してみせること。 タダでは誰も教えてくれません。 |
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